タッチトラックス

なぜかこのオブジェクトのみアルファベット表記なのは気になりますがw
１つのノートにMIDIリージョンやフォルダを割り当てることができます。
「コードメモライザー」がコードなら、こちらは演奏を割り当てる、という感じでしょうか。
ライブパフォーマンスで活用できそうです。
なお、Logicが再生中のみ動作します。

MIDIキーボードなどでリアルタイムに演奏するには、フィジカルインプットからこのタッチトラックスオブジェクトへ接続します。
レコーディングのために、タッチトラックスからシーケンサーインプットにも接続しておいたほうが良いでしょう。

そのトリガー情報を記録するには、アレンジウインドウでタッチトラックスオブジェクトをトラックに割り当て、そのトラックでレコーディングを行います。

※記録されるのは「トリガー情報」のみで、実際の演奏が記録されるわけではありません。

（↓タッチトラックスにレコーディングした例）

ダブルクリックすると設定画面が開きます。

アレンジウインドウから、割り当てたいMIDIリージョンやフォルダを、設定画面内の割り当てたいノートの場所にドラッグすることで割り当てを行います。
例として、C1からD1まで、Phrase1からPhrase3のMIDIリージョンを割り当ててみました。

「グループ」を指定すると、同じグループ内のトリガーは１つだけとなります。再生中のリージョンがあった場合には停止し、あとからトリガーされたリージョンが再生されます。

「トリガ」（トリガーモード）でさまざまな再生方法を指定できます。
「マルチ」の場合、ノートを押すと再生が始まり、さらにノートを押した際には複数のトリガーを同時に再生します。
「シングル」の場合、ノートを押すと再生が始まり、さらにノートを押した際は先の再生が停止し、再度再生が始まります。
「ゲート」では、トリガーノートを離すまで、またはリージョン・フォルダが終わるまで再生を続けます。
「ゲートループ」では、トリガーノートを離すまで再生を続けます。
「切り替える」では、トリガーノートを押すと再生が始まり、もう一度押すと再生が止まります。リージョン・フォルダの終端まで再生されます。
「ループを切り替える」では、「切り替える」とほぼ同様ですが、リージョン・フォルダの再生はループしますので、トリガーノートをもう一度押すまでは再生が止まりません。