素早く簡単にドラムトラックを作成できる「Drummer」トラック

Drummer

Logic Pro Xから追加された新機能「Drummer」。
様々なパラメーターから選ぶだけで、好みのドラムトラックを作成できてしまう、とても便利な機能です。

この機能があれば、簡単なデモを作ったり、作曲時のスケッチなど、素早く手軽にドラムトラックが欲しい場合にとても重宝しそうです。
リズムを作るだけならApple Loopsなどのオーディオループを使うという方法もありますが、リズムパターンや使用楽器、フィルなどをカスタマイズできるので、よりイメージに合ったドラムトラックを作成できるというのが便利!

利用はとても簡単

Drummerを利用するのはとても簡単。
新規トラック作成から「Drummer」を選択するだけ。

自動的にトラックと、8小節のパターンが作成されます。

初期状態ではHeavyドラムキットでRock系のパターンが作成されるようです。

あとは、ドラマーのジャンルと、演奏するドラマーを選択します。ジャンルによって選択できるドラマーが異なります。

なお、ドラマーはトラックごとに決められるため、1つのトラックで複数のドラマーを選択することはできません。

リズムパターンを調整

これだけならオーディオループを使う場合と大差ありませんが、Drummerが凄いはここから。
演奏するリズムパターンを調整することができます。

プリセットで数パターン用意されており、さらにそのプリセットを基本として音量・パターンの複雑さを調整可能。
また、キック、スネア、タム・ハイハット・シンバル、パーカッションのON/OFFを選択可能なので、リズムバリエーションも作れます。
(※タム、ハイハット、シンバルで同時に鳴らされるのは1グループのみ。例えば、タムをONにした場合は、ハイハットとシンバルはOFFになります)

さらに、「フィル」パラメーターで、リージョンの最後の小節に挿入されるフィルインの派手さを調整できたり、スウィング度合いも調整できます。

 リージョンを組み合わせて1つのドラムトラックを作る

このように、ドラムパターンと音色の基本となるドラマーはトラックにより固定されますが、リージョンごとにパターンの調整ができますので、パラメーターを変えたリージョンをつなぎ合わせることで、バリエーションに富んだドラムトラックを作成することができます。

このようなパターンで、簡単につくってみました。

ドラムキットも編集可能

選択されたドラマーが使用するドラムキットはあらかじめ決まっていますが、音程などの微調整は可能です。
また、キックとスネアはいくつかの楽器から選ぶこともできますので、好みのドラムキットも作ることができます。

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