Drummerトラックの音数を増やす
Drummerトラックで再生されるパターンは基本的に決まっていますが、もうちょっと音数を増やしたい、という場合に使える小ネタです。
例えば、下図のように設定した場合、「パーカッション」でシェイカーを選択しているため、シェイカーは鳴りますがタンバリンは鳴りません。
でも「拍裏でタンバリンも鳴らしたい!」という場合には、追加したい分は打ち込んでしまうという方法があります。
まずはProducer Kitを用意
Drummerトラックは1つしか作れず、またDrummerトラックのリージョンは通常のリージョンと違ってちょっと特殊なため、Drummerトラックに対して打ち込むということができません。
ですが、Producer Kitドラムセットを使うことで、打ち込むためのトラックが使えるようになります。
「ライブラリ」からDrum Kit > Producer Kits > 好みのドラムキットを選択します。
ここでは例として「Roots+」キットを選択しています。
DrummerトラックのドラムキットとしてProducer Kitを選択すると、メインウインドウではDrummerトラックがTrack Stackの状態となります。
Drummer本体のトラックには打ち込むことができませんが、このスタックされたトラックに対しては通常のリージョンを作成することができますので、ここで自由に打ち込んでいけばよいということになります。
打ち込みを追加してみる
例えば先程の例のようにタンバリンを追加したい場合、
Tambourineのトラックに(※本来はどのトラックでも良いのですが、一応楽器に対応したトラックに打ち込んだほうがわかりやすいと思います。)リージョンを作成し、裏拍にノートを配置しました。
Drummerのドラムキットも、それぞれのドラムパーツは所謂GM配列で並んでいますので、タンバリンであればF#2になります。
また、Drummerのリズムパターンには無い楽器を追加する、という場合以外にも、キックやスネア、シンバルなどを単発で追加したい場合にも使えます。
このようにドラム音を追加しても、Drummerトラックで使用しているドラムキットを使って再生されますので、データの管理やミックスの際にも便利です。
Drummerトラックが演奏する音数を減らすことはできませんが、増やすことは簡単!いろいろな演奏バリエーションが作れそうです。
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